【2024年】オゾン発生器のおすすめ5選!空気清浄機との違いや選び方をご紹介
オゾン発生器(家庭用)のおすすめは、安全かつ一番効果的なオゾン濃度を自動でキープできる「澄風(すみかぜ)」です。独自開発のセンサーが、部屋の広さに合わせて一番効果的なオゾン濃度を自動でキープしてくれ、高い効果と安全性を両立できるためです。
オゾン発生器とは、空気中にオゾンガスを発生させることで、脱臭や除菌を行う装置のことです。
最近、一般家庭でも、多様な生活臭や菌に対する対策として関心が高まっています。
この記事では、2024年におすすめのオゾン発生器5選と、それを選ぶ際のポイントについてご紹介します。
オゾンとは、酸素原子(O)が3つ結合した状態の気体(O3)のことを指します。
地球の成層圏にあるオゾン層は、太陽からの有害な紫外線を吸収し、生物にとっての保護層となっています。
また、オゾンは、空気中の有害な物質を分解でき、脱臭や除菌の効果があります。
自然界では、森林や滝などでオゾンが多く発生し、空気を浄化しています。このため、森林などではすがすがしさを感じることがあるのです。
特に家庭やオフィスなどでは、部屋干しやペットの臭い、カビの発生を抑制するのに役立ちます。
空気をきれいにする家庭用製品として、オゾン発生器と空気清浄機はよく比較されます。
しかし、これらの装置は空気を清浄するメカニズムが大きく異なり、それぞれ独自の特徴があります。
空気清浄機の特徴
- フィルターを用いて空気中のほこりや花粉、ペットの毛などの物理的な粒子を捕集
- フィルターの定期的な交換が必要
空気清浄機は、主にフィルターを用いて空気中のほこりや花粉、ペットの毛などの物理的な粒子を捕集します。
高性能なHEPAフィルターを搭載したモデルは、非常に小さな粒子も捕らえることができ、アレルギー対策に有効です。
しかし、空気清浄機は脱臭や除菌には限界があり、フィルターの定期的な交換が必要という維持費の問題もあります。
また、菌や臭いの元を根本から除去することは困難です。
オゾン発生器の特徴
- オゾンを空気中に拡散させることで、浮遊・付着している有害物質を分解し、脱臭や除菌を行う
- フィルター交換の必要がない
一方、オゾン発生器は、オゾンガスを発生させることで浮遊・付着している有害物質を分解し、脱臭や除菌を行います。
オゾンは強力な酸化力を持ち、部屋干しやペットの臭い、さらにはカビの胞子やウイルスまでを分解して抑制することができます。
また、オゾン発生器はフィルター交換の必要がないため、ランニングコストが低いというメリットがあります。
ただし、オゾン濃度が上がり過ぎると人体に害を及ぼす可能性があるため、その点には注意が必要です。
オゾン発生器と空気清浄機の違いまとめ
オゾン発生器 | 空気清浄機 | |
---|---|---|
除菌 | 菌に直接作用 | 浮遊菌のみを捕集 |
脱臭 | ニオイ成分に直接作用 | 空気中のニオイ成分を捕集 |
カビ | 菌に直接作用 | 浮遊胞子を捕集 |
ほこり | 作用しない | 空気中のほこりを捕集 |
花粉 | 作用しない | 空気中の花粉を捕集 |
清掃 | フィルタ清掃のみ | フィルタ取り替え、洗浄など |
どちらを選ぶべきか?
- アレルギー対策や室内のほこりを減らしたい場合は空気清浄機
- 強力な脱臭や除菌を求める場合はオゾン発生器
オゾン発生器と空気清浄機のどちらを選ぶかは、ご家庭のニーズによって異なります。
たとえば、アレルギー対策や室内のほこりを減らしたい場合は空気清浄機が、強力な脱臭や除菌を求める場合はオゾン発生器が適しています。
また、 両者を併用することで、空気清浄の効果を最大限に引き出すことも可能です。
オゾン発生器を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントを考慮する必要があります。
以下でご紹介するポイントを押さえることで、ご家庭や用途に最適な製品を見つけることができるでしょう。
脱臭・除菌能力
オゾン発生器の最大の魅力は、その強力な脱臭・除菌効果にあります。
製品選びの際には、その性能を詳しく比較し、特に重視するポイント(部屋干し臭、ペットの臭い、カビの抑制など)に効果的なモデルを選びましょう。
適用面積
オゾン発生器には、対応可能な空間の広さがあります。
そのため、自宅のリビングルーム、寝室、オフィスなど、使用する場所の広さに適したモデルを選ぶことが大切です。
適用面積が小さすぎると効果が薄れ、大きすぎると無駄になる可能性があります。
安全性
オゾンは適切に使用すれば安全ですが、高濃度になると人体に害を及ぼすことがあります。
そのため、安全機能が備わっているか、オゾン濃度を調整できるかどうかをチェックすることが重要です。
特に、小さなお子さんがいるご家庭では、安全に使用できる製品を選ぶ必要があります。
使いやすさ
日常的に使用するものだからこそ、操作が簡単でメンテナンスが楽なモデルを選ぶことが重要です。
たとえば、フィルター交換が不要なものや、自動運転機能が付いている製品など、使いやすさを重視して選びましょう。
価格とランニングコスト
購入時の価格だけでなく、ランニングコストも考慮することが大切です。
オゾン発生器の中には、電気代が比較的、高くなるモデルもあります。
長期的なコストを見越して、経済的な負担が少ない製品を選びましょう。
最後に、家庭用のオゾン発生器の中からおすすめ製品を5点、ピックアップしてご紹介いたします。
澄風(すみかぜ)
澄風(すみかぜ)は、日本特殊陶業株式会社が開発・提供する家庭用の小型オゾン発生器です。車載用酸素センサー開発のノウハウを元に独自開発したセンサーにより、どんな広さの部屋でも、安全かつ一番効果的なオゾン濃度を自動でキープしてくれます。このため、置く場所に悩まずに済み、小さなお子さんや赤ちゃんがいても安心して利用できます。推奨最大部屋サイズは、約20畳。
メーカー希望価格:65,780円(税込)
- 推奨最大部屋サイズは、約20畳。
- 直径約20cm×高さ約20cm約2kgの小型・軽量設計
オゾネオエアロ
オゾネオエアロは、電気機器メーカーのマクセルが販売する家庭用のオゾン発生器です。広さに応じて選べる3段階のオゾン風量切替モード付きで、弱モード(1~6畳適用)、中モード(6~14畳適用)、強モード(12~20畳適用)から最適なモードを選べ、広さの異なる部屋へ移動しても使えます。また、静音設計で、寝室などの静音性が求められる場所でも快適に使用できるようになっています。
メーカー希望価格:お問い合わせ
- 推奨最大部屋サイズは、約20畳。
- 幅210mm×奥行85mm×高さ205mm 約1kgのコンパクト設計
オースリークリア3
オースリークリア3は、山口県に本社を置くアースウォーカートレーディング株式会社が開発・提供するオゾン発生器です。2008年からスタートしたオゾン発生器(産業機械)の輸入販売のノウハウをもとに設計・製造を行っています。導入実績は2万社以上。定番モデルである「オースリークリア3」は、同社の製品の中で人気の高い「オースリークリア」シリーズの最新機種となっており、オゾン生成量はシリーズ最高値の600mg/h。高級アルミフレームの採用で、高い堅牢性を誇ります。オゾン水の生成も行えます。価格が、6万6,000円(税込)となっています。30日間の返金保証付き。
メーカー希望価格:6万6,000円(税込)
- ~100m2の広さに対応
- 高さ:317mm×幅:198mm×奥行:82mm 重さ1.6kg
BT-90H
株式会社タムラテコでは、業務用や家庭用のオゾン発生器、オゾン水生成器などを開発・提供しています。同社は、オゾンの効果を可視化した唯一のメーカーであり、オゾンガスの濃度と暴露時間が計測され、CT値が表示されるモデルも展開しています。また、オゾンガス消毒器の販売業の認証「ISO13485:2016」を取得しています。「BT-90H」は、空気清浄機能付の低濃度オゾン発生器で、家庭など常時、人がいる空間でも安心して使用できるようになっています。シングルオゾン発生モードとダブルオゾン発生モードの切替機能を搭載。空気清浄機能では、HEPAフィルターを採用しており、0.3ミクロン以上の微粒子を99.97%以上捕捉可能です。
また、オゾンガス消毒器の販売業の認証「ISO13485:2016」を取得しています。
メーカー希望価格:お問い合わせ
- 20m2~100m2の広さに対応
- W400mm×D240mm×H680mm 重さ9.7kg
除菌脱臭機 SAP 002
空気清浄機を中心とする電子機器製品の企画・製造・販売を手がける株式会社カドーでは、オゾンによる除菌脱臭機を製造しています。日本特殊陶業株式会社が開発・提供する家庭用の小型オゾン発生器です。空気中の臭いの原因となる物質を、オゾンにより分解、除去。さらにその後、オゾンが反応した後に生成された酸素が金属触媒上で臭いの原因物質と反応することでスピード脱臭を実現しています。なかでも、「SAP 002」は、コンパクトでスタイリッシュなデザインが魅力。外装には、臭いの付きづらいステンレスと抗菌樹脂が採用されています。
メーカー希望価格:3万6,300円(税込)
- 推奨最大部屋サイズは、約10畳。
- 直径約 170 mm × 高さ約 350 mm 約 2.3 kg (本体のみ)
オゾン発生器と空気清浄機は、それぞれが異なる特性を持つ空気清浄装置です。
自宅での使用目的に合わせて適切な製品を選び、安全な使用方法を心がけましょう。
オゾン発生器を選ぶ際には、この記事で紹介したポイントを参考にしてみてください。
「オゾン発生器のおすすめ5選」でご紹介した「澄風(すみかぜ)」について詳しくは、
こちらのページをご覧ください。