オゾン発生器と空気清浄機の違いとは?それぞれの役割について解説

オゾン発生器と空気清浄機の違いは、空気を浄化する方法です。オゾン発生器がオゾンガスを発生させてオゾンの酸化力によって空気中の細菌やウイルス、悪臭の元となる物質を分解し、無害化するのに対し、空気清浄機は物理的なフィルターや静電気を用いて、空気中の塵や埃、花粉、ペットの毛などを捕集し、除去します。
どちらも、私たちの生活環境を改善するために重要な役割を果たしますが、上記のように、その機能や用途には違いがあります。
この記事では、オゾン発生器と空気清浄機の違いとそれぞれの役割について、ご紹介します。
オゾン発生器と空気清浄機の違いとは?
現代の住宅環境において居心地の良い空間を維持するために、空気清浄機は重要な役割を果たしています。そして近年オゾン発生器にも注目が集まりつつあります。
これら二つの装置は、似ているようで、機能や使われ方に大きな違いがあります。 それぞれの特徴を知り、目的に合った方を選びましょう。
オゾン発生器と空気清浄機、何が違うの?
オゾン発生器と空気清浄機の最大の違いは、空気を浄化する方法にあります。
オゾン発生器は、オゾンガスを発生させ、オゾンの高い酸化力によって空気中の細菌やウイルス、悪臭の元となる物質を分解し、無害化します。
このため、オゾン発生器は強力な脱臭や除菌が必要な場合に向いています。たとえば、部屋干しの臭い、ペットの臭い、根強い悪臭の除去に効果を発揮します。オゾンは強力な酸化作用を持ち、これらの臭いの元となる有機物を分解できるのです。オゾン発生器は、オゾンガスを空間全体に放出し、ウイルスや細菌、臭いの元となる物質に直接作用することで、アクティブに空気を浄化する装置といえます。
一方、空気清浄機は物理的なフィルターや静電気を用いて、空気中の塵や埃、花粉、ペットの毛などを捕集し、除去します。
このため、空気清浄機は日常的な空気の浄化に適しています。アレルギー対策や花粉症対策に利用されることが多いです。
オゾンとは?人体への影響はあるの?
オゾン発生器の「オゾン」とは、何でしょうか?
オゾンは三つの酸素原子からなる分子(O3)であり、森林や滝のそばなどの自然界にも存在します。
オゾンはその酸化力により、除菌や脱臭に非常に有効ですが、あまりに高濃度での曝露は人体に有害であるため、使用する際には注意が必要です。適切な濃度で使用されれば、人体に害を与えることなく空間の除菌や脱臭を行うことができます。
オゾン発生器の役割
オゾン発生器の役割について深掘りすると、主に「除菌」「脱臭」の2つに分けることができます。
除菌効果
オゾン発生器が放出するオゾンガスには、強力な酸化作用があります。この酸化作用により、空気中の細菌やウイルスを効果的に分解することが可能です。
オゾンガスは高い酸化力で細菌やウイルスを酸化・分解することで不活性化・除菌します。不活性化・除菌後は、酸素(O2)だけが残るため安全です。この作用はスピーディーに行われるため、オゾン発生器は短時間で広範囲を除菌することができます。
また、オゾンは空間全体に拡散するため、従来の除菌方法では届きにくい場所や、空気中に浮遊する細菌やウイルスにも効果を発揮します。
脱臭効果
オゾンが有機物と反応し、それを分解する性質から、部屋干しの臭い、ペットの臭い、調理臭といった、家庭内で発生しやすいさまざまな悪臭を根本から除去することができます。
特に、部屋干しの臭いやペットの臭いは、ほかの方法では除去が困難なことが多いですが、オゾンを使用することで効果的に脱臭できます。
空気清浄機の役割
空気清浄機の役割は、室内の空気を浄化し、健康的な生活環境を維持することです。
プレフィルターやHEPAフィルター、活性炭フィルターといった異なる種類のフィルターを組み合わせて、家庭やオフィスの空気中に存在する有害物質を効率良く除去できます。
プレフィルターは、大きな粒子を捕捉し、後続のフィルターの寿命を延ばします。
HEPAフィルターは、0.3ミクロン以上の微粒子を99.97%以上捕捉できるため、アレルゲンや微生物の除去に非常に効果的です。
活性炭フィルターは、ガスや臭いの分子を吸着し、室内の空気をさわやかに保ちます。
アレルギー反応を引き起こす原因となる花粉やハウスダスト、ペットの毛をはじめ、タバコの煙やキッチンの油煙など、さまざまな物質を除去できます。